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8月19日 毎日新聞朝刊 「重い廃炉負担&イギリス事情」

原発は低コスト。
どれだけの人がこの言葉を、まだ信じているのだろう?

私の周りの皆さんは、私以上に原発に関しての事実を熟知しているので、今更私がこのニュースをアップしたところで、もう新鮮味はない。

それでも、こうしたニュースは繰り返し載せていきたい。

それは、原発に関してあまり興味のない人に、一人でも多く知ってもらいたいから。
見たくない真実を直視して、一緒に考えていきたいから。

3.11以降、私を取り巻く日常が、本当に映画「マトリックス」の世界のように、繰り返し恐ろしい真実を突きつける。

風が吹き、雨が降る。
でも以前のように、素直に自然を楽しむ心地よさは、もうそこにはない。

「もし、目覚めなかったら、、。」 「3.11前の感覚に戻れたなら、、。」

なんとかしたい。 でも何もできない自分がいる。
そんな時、辛い現実を前にして、たまに頭をよぎる。
でも決して、目をそむけたくない。

「原発の廃炉」は原発を維持しようが、すぐに廃炉にしようが、これは私達が、必ず死ぬ事に向かっている人生を送っているのと一緒。

自分の人生にたとえるなら、今こうして、被害を呼ぶ原発を捨て去る事ができないでいる事は、責任を先送りにした人生を送るのと一緒。

下記の新聞記事なる通り、「解体先進国」と言われているイギリスでも、廃炉は「未知の世界」 
今まさに、二の足を踏んでいる状態。

顧みて、我が日本の原発事情は、50基のうち30年以上の稼働はすでに17基。
もう、廃炉ラッシュのカウントダウンが始まっている。

原発事故が無い小規模の原発の廃炉でさえ、イギリスでは廃炉に90年、廃炉の総費用は約6億ポンド(約900億円)という試算だ。

日本国内の原発全ての廃炉費用は推計3兆円ともいわれている。

しかしその試算数字は、事故を起こす前の2007年。 安全に冷温停止した原発廃炉の想定だ。


東電は事故を起こした福島原発1~4号基の廃炉処理にこれまでも9579億円投入している。
しかし、放射性汚染水の問題や溶けた燃料の回収・保管には新たな研究開発費が必要だそう。

話が変わって、こちらはなにかと高い評価のドイツ。
日本の原発事故後、速やかに脱原発を掲げたところは本当に素晴らしい。そして地域で進む再生エネルギー。
確かに、ドイツは素晴らしい面を沢山持っている。
しかし、原発の廃炉事情となると実は違った様だ。
核廃棄物処理は、残念ながら1000m地下に目に触れないように「隠して」いるだけ。
http://t.co/UZKw8QTftk

誰かがどこかの国が、都合よく速やかに「原発」をゲームのリセットの様に簡単にリセットできるわけではない。
解決法もないままの、みきり発射した暴走社会を止めるのは今なのだと思う。

今までも何度も書いてきましたが、今は大きな「歴史の転換点」
たかだかエネルギー。
会う事のない、未来の人達にガスマスクを着けさせたくない。
健康不安、そして被害を残したくない。

大きな力が世界の根底にある事は、解っている。
ウラン採掘に、武器輸出に、原発に、医療に、全てが同じ所に返ってくる。

でも、だから何???

だからこそ、負けてなんかいられない。 悲観してもいられない。
信じる力が未来を創る。
私たちは未来に向けて、大事な選択をしよう。

社会が動くと信じて。
歴史が変わると信じて。

未来は自ら創るもの。

自分から始めよう。  


今日も自分に向けて  by まるこ安子



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by maarenca | 2013-08-19 10:24