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Blog|maarenca - マーレンカ

古川国家戦略担当大臣との面談を終えて

今日8日。古川大臣と「エネルギー・環境政策に関する」パブリックコメントについて、面談の機会を得ることができました。

私たちの他にも、分刻みで面談をこなしていた古川大臣。
お忙しい中での面談に、私たちの思いが、いったいどれだけの印象を大臣の胸に残せたのかは、まったくわかりません。
はたしてこのことに、意味があるのか?ないのかも、、、?

この面談の中で、私以外のe-シフトの皆さんは冷静に福島の現状や、パブリックコメントの取りまとめの懸念や指摘、提案。
グリーンエネルギーの具体的可能性などを丁寧に説明をしていました。

私自身が大臣に伝えた事は、娘のがん治療を乗り越えてきた我が家の思いから始まり、だからこそ、今不安の中で生きている多くのお母さんの気持ちを考えると、じっとしていられない事。
そして、そんな思いは私だけではなく、官邸前デモや多くの集会など、3.11以降ずっと声を出し続けている人の多くは、心の奥底からの、人としての衝動に突き動かされているのであり、だからこそ、この広がりは一過性でも、終息に向かうものでもないのだと、そして、今までの運動とは明らかに違う。
そのことをどうか見誤らないでいただきたい。という事を伝えました。

古川大臣については、誠実に冷静に対処していただいたと思います。
そして、このように市民グループの人間に会う時間を作ってもらったことについては、今までにないことでもありますので、関係者の皆様含めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

それから私たちは、面談が終わって内閣府の建物を出たところで、以前も官邸前デモで見かけた男性(今日も、写真のシャツを着ていました)が、申し入れ書を手に、警備の人に直談判をしているところを見かけたのでした。

一人でもなお、行動をしているこの男性の姿に、この国のことを真剣に考えている多くの人がいるのだと、感慨深い思いが込み上げてきたのでした。

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それから、今後の動きを話しあったのですが、やはり一番のアタックは近づきつつある選挙であること。
その結果を納得いくものにしていかなければ、また何をやろうとも効果をあげることは難しいであろうこと。
ならば少しでも早く、今まで選挙に行かなかった層を掘り起こし、投票率を上げることを今から広く呼び掛けなければいけないという事を改めて確認をしたのでした。

「選挙に勝てない。」これは今までの低い投票率では、ただ組織票が勝つ!というだけのこと。
無党派層が圧倒的に多いこの国では、「どうせ変わらない。」勝手にそう思い込み、(ただの無責任)そうして自分の責任を放棄してきた人たちの投票率をもし10~15%上げたなら、今度は組織に勝つ!というとても単純な事なのです。
(今更、組織票がぐんと増えることはあり得ませんから、、、。)
もちろん、どんな議員さんが頑張ってくれているのか、応援したい議員の公表をこれから順次していきたいと思っています。
そして、新しい立候補者も含めて、お互いかち合わないようすり合わせも考えて。広く連携していきたいと思います。

毎回政治に幻滅しても、それでも選挙はなくなりません。
毎回政治に無力を感じても、それでも誰かは議員になるのです。
どんな言葉を吐いたとて、国会も省庁もこれからも健在なのは変わりません。

ならば、選挙に行きましょう!
今なら変わる! 今こそ変える!!! 今変えなくていつ変わる???
だから、選挙に行きましょう~!!!                      
批判や批評は意味がない。 行動してこそ価値が出る。                      by 丸子安子


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by maarenca | 2012-08-08 21:52